抹茶マラカス

東海道四谷怪談の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)
3.7
古典のうちの古典、お岩さんの怖い話。
怪談というと、なんだか語り継ぐイメージがあって勝手に回想形式かと思ってたがそんなことはなく現在進行形の時代劇。よく考えたら歌舞伎も落語もストレートプレイだし当たり前だ。
江戸時代に鶴屋南北が書いたはずだが、すでに男女間における身分差や有害な男性性に少し論評されているような感触もある(最も、これはあるあるとして消費されているとも言えるか)。
ちゃんと最後は怖い。