ベタなラブストーリーですが、人の心に深く刺さるのは、やっぱりこういう真っ直ぐな人の想いなんでしょうね。
大人になるにつれて、アレヤコレヤと自分の感情以外に色んな理性やら環境やらで思うようにいかなくなる。できなくなる。
この2人にもそんなアレヤコレヤが色々あって、想い合っていてもそれを貫くことができなくなってしまう。
それでも変わることのなかった愛。
美しいですね。
きみに読む物語程の感動はなかったのですが、素敵な純愛映画であるとは思います。
ただ作品としては、残念ながらオチに向かっては駆け足で、速攻でオチが見えてしまい、彼らの世界に浸ることができなかった。ただ綺麗に、それでいて悲しいストーリーを追うだけの展開になってしまったような気がします。
役者さんも10代と30代、もうちょっと似せて欲しかった。そこまで徹底して欲しかったです。