1987年って聞くとピンとこないけど、和暦でいうと、昭和62年、国鉄がJRになった年の作品。
家族が観ていたからチラ見程度はあるけど、当時の私には重苦しいイメージがあって、興味が持てなかった。
大人になって親になった今観ると、多くの日本人が涙を流した訳がよくわかる。
思春期の純と不器用な五郎の関係がもどかしい、そんな気持ちで観ていた。
子役が大人になるまで同じ役を演じ続けるのも簡単なことではないわけで、
言葉に出来ない複雑な感情を思い出させてくれる壮大なドラマでした。
観て良かった。
田中邦衛さんのご冥福をお祈りします。