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北の国から'89帰郷のmarbo917のレビュー・感想・評価

北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)
3.9
富良野から東京に出た純の生活と里帰り、蛍の看護学校の通学と勇次との出会いと別れ、れいとの札幌での再会迄を描く。
新しい丸太小屋の図面に純と蛍の部屋があるのに対して、故郷のぬくもりを再認識した純が丸太小屋製作を手伝うのを「一人でゆっくり楽しみなが作るんだ」と優しく諭す五郎に涙。また、ラストの客に絡むのを涙ながらに止める中ちゃんに思わずもらい泣き。

【以下覚え書き】
あれから2年後、純は雪子の家に居候し、昼間は働きながら、夜は定時制高校に通っていた。蛍は旭川の病院で昼間は見習いとして働き、夜は看護学校で勉強に勤しんでいる。

東京の職場で知り合ったアカマンからの紹介で自動車修理工場で働き、そのツテでいかにもヤバそうな人から12万円でバイクを買うも盗難品だったことにショックを受ける純。さらに辛い時に時々眺めていた泥付きの2万円を盗まれたと職場の先輩に怪我を負わせてしまう。しかし、結んだのはアカマンだった。警察署から雪子に引き取られ、雪子の旦那に大切なものを盗られたと訴えるも聞いてもらえず。電柱に怒りをぶつけていた。

看護学校に通う蛍は、通学電車の中で勇次に淡い想いを寄せていた。そんな時に蛍の病院に偶然勇次が診察に来て以来、二人の距離が近くなっていった。

そんな時、純が突然麓郷に帰って来た。久しぶり帰る故郷の温かい人に安堵を覚える。そして、勇次は大学受験で三浪しており、旭川の予備校は遅れていると親戚の圧により東京に出て行ってしまう。駅でひっそり見送る蛍。帰ってきてからも泣き崩れていた時、蛍が聴いていたラジオにれいからのリクエスト曲がかかる。れいは札幌にいる事が分かり、ラジオ局でリクエスト葉書を探し出し、ようやく再会を果たす。
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