キャストがファッション系の映画好きに受けそうなイヤらしい感じだし、W・アンダーソン&N・バームバックが好きなだけに逆に不安になったカムバック作(?)。
そんなこんなで観る前は過去の巨匠が若い人らに担ぎ上げられている雰囲気がビンビンだったけど、フタを開ければオールドスクールなスクリューボール・コメディだった。
…と言いたいところだし、確かにほぼそうだったんだけど、なんかめざとくて気色悪い。観ている時はそこまで不快じゃなかったというか、むしろメチャ楽しかったのに、ラストのオチのせいで遡ってそういう気分になった。
なんだありゃ。罪の無いカメオのマイケル・シャノンまで後から不快に感じた。
結局は、ラストを受け入れらるかどうかだけの映画のような気がしました。