どことなくウディ・アレンっぽい感じはする、けども……。
一夜を過ごしたコールガールが、
自分の演出する舞台のオーディションにやってきてしまった!
それだけでとっかかりは充分。
それを舞台に出演する人気役者に見られ、
その人気役者は演出家の妻と過去に何やらあり、
劇作家はコールガールに惚れてしまう。
まさにスパイラル。
終わってみれば、ウディ・アレンというよりかは「おとなのけんか」のような印象。
ただ、あの演出家がコールガールを呼び、色んな女性にリスの話をし、最後に大金をあげるのか、腑に落ちなかった。
そもそも演出家っぽくないし、
演出家ってそんな大金持ちではない。
海外ではそんなに儲けるのか?
主人公の女の子が可愛くて、
「あの頃ペニー・レインと」のような危うさがとても良かった。
そしてラストには「えー!」と声をあげた。