ギャンブルに酒浸りの偏屈くそじじいヴィンセント。
彼はひょんな事から隣の家に引っ越してきたちょっとひ弱な男の子オリヴァーのシッターをすることに。
じじいと子供のおかしな友情物語です。
なんかこう、映画！！って感じの映画でした。笑
多くは語られないけど登場人物それぞれに色んな背景があって何かしら背負ってる物があって、強がってるけど弱い所もあったり乱暴でぶっきらぼうに見えるけど実は繊細だったり愛があったり、みんながみんな人間臭いんです。
そこの見せ方がとても良かった！
キャストもすごかったな〜ビル・マーレイのやさぐれくたびれじじいの上手さと言ったら！笑
オリヴァー役のジェイデン・リーベラーも周りのベテランの演技に引けを取らない存在感。今後も楽しみな子役です。
売春婦のナオミ・ワッツ良かったは良かったけど、ぜんぜん本人って気付かなかった…メイクで小汚くなってるだけだよね？笑
話としては少年が老人と触れ合うことで一皮剥けるっていうよくあるテーマなんですが、今作はその老人自身も少年を通じて変わっていくんですよね。
ダメ人間にこそ観て欲しい映画だし、観終わった後はちょっと幸せな気持ちになれると思います。オススメです！
