ヴィンセントが教えてくれたことのTakumiのレビュー・感想・評価

人生に空虚感を抱き始めた気難しい中年男が、面倒を見ることになった12歳の少年と奇妙な友情を育み、生きる活力を得ていくヒューマンドラマ。

世間一般的にダメな男の生き方でも学べる部分はたくさんある。ギャンブルや夜遊びを教わったとしても、そこから学ぶ姿勢を持つ子供ほどすごい事はない。

「人生のオッズは有利とは限らない」
これはまさしく人生において共感が出来る。

リスクを冒してでも挑戦し刺激的なら毎日を送ったほうが良いこともある。そんなことを分らせてくれる映画。最後のオリバーのスピーチが全て。