説我

ズートピアの説我のレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
5.0
僕らの生きる人間社会よりも、遥かに種族差がある動物たちが共存する街の話。そこに偏見や差別がないはずがなく、正義を掲げる警官の主人公も少なからず一方的なバイアスを持ち、そんな自分と葛藤する。今回のストーリーでは草食動物と肉食動物の2極に焦点をあてていたが、これらは僕たちの社会に取り巻く偏見や差別を表した作品だった。
そんなアイロニーも含め、一々現れる僕たちもやりがちな偏見による態度や表情がとてもリアルに表現されていて、面白くもあり、同時に自身を客観視させられる。
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