羅慰厨

ズートピアの羅慰厨のネタバレレビュー・内容・結末

ズートピア(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・キャラクター
ジュディ ポジティブで負けず嫌いな性格。頑張り屋さん。ウサギ初の警察官の逆光の中、世の中を平和にするため頑張ろうとしている。
落ち込んでいるときは耳が垂れる。気分が良いときは立つ。怖いときは鼻ヒクヒク。

ニック
キツネ=嘘つき、ズルいという偏見に開き直って詐欺師をやっている。ずる賢い性格だが、もともとは真面目で良い少年だった。


・構成
序 最初の10分ほどで、ズートピアの世界観、ジュディのキャラクター性、キツネとの因縁、そしてジュディの警察官になるという夢が説明されている。
破 厳しい試練を乗り越えて警察官になったジュディ。
夢と現実との違いに戸惑いながら、ジュディの新人警官としての苦難の日々。
後に相棒となるニックとの印象のいいとは言いない出会い。
ひょんなことから行方不明者の捜査をする事になり、ニックと手がかりを探す。
カワウソの情報を探りに裸で暮らす動物の集まる場所へ⇨ナンバー⇨ゴットファーザーの本拠地⇨黒豹⇨所長のクビ通告、ニックのと和解⇨カメラから滝の秘密の建物へ⇨行方不者を発見。記者会見⇨ニックと喧嘩。自身の発言でズートピアを混乱させてしまったと後悔して辞職して田舎へ。
急 肉食動物が野生化する原因の判明⇨ニックのと和解⇨事件の犯人達のアジトへ⇨証拠をつかむ⇨事件の真犯人の判明。事件の解決。

・演出 正反対の2人や、良い人に見せかけて悪い人などのミスリードなどが多用されていた。
動物ならではのくせや特性を生かしたシーンが印象的。
ゴットファーザーの娘の結婚式の周りを取り囲むしろくまの部下達のシーンは、動物達の個体差をうまく捻ったシュールなギャグで面白かった。

・設定
動物達の特性を生かしたキャラ作りや、個体差や住んでいる地域差などを考慮して、様々な動物に対応した設備や、住宅いる地域を作っているのが重厚な世界観を作り出していると思った。
小さいウサギのジュディを主人公にするため、画面にはほかの動物の足元しか映らないシーンが増えてくるのを考慮して、靴を履かせず足元だけで何の動物か分かるようにしたのは良いアイデアだと思う。
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