三樹夫

ズートピアの三樹夫のレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
4.5
公開から何日も経った後に今更ながら劇場で観てきたが、誰が事件の黒幕かということを事前に知ってしまっていたし、この映画は予告編の時点で色んな動物をもってして多人種を表してることが分かるが、それでもこの映画を見る楽しみが減るというわけではない。
ストーリーとしてはズートピアで動物の失踪事件が起き、それを主人公のウサギとゴロツキのキツネがコンビ組んで捜査するというのものだか、誰が失踪事件の糸を裏で引いているかというのはマクガフィンで、この映画が何を表してるかというと多民族の共生や人種差別や偏見だ。ただし、そういうメッセージ性は予告編を見た時点で分かるぐらいにかなりストレート。劇内のセリフも、みじめな自分の人生を忘れられる?とかなりストレートなのだけど、本質をついているしどういった人たちに向けられてるのかも明確。真正面から映画のテーマに取り組んでいる。

この映画はケモナーにも大人気らしく、ワード打ち込んで検索したら世界中の色々な画像が大量に出てきた。まあ確かにジュディ可愛いけどさ。ケモナーは英語でfurryというらしい。ネットは広大だわ。
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