戦時中には差別的表現まみれのプロパガンダアニメを数多く生み出していたディズニーが今度は現代で人種差別を上手に調理した。
子どもは二人…一羽と一頭のコンビがあーだこーだぶつかりながらも力を合わせ事件を解決していく本筋を楽しみ、大人は動物間における差別問題への取り組みや刑事モノとしての様式美とちょっとしたパロディネタを楽しむ。まさしく家族で観てみんな楽しめるという素晴らしい作品。無論私も滅茶苦茶楽しめた。フェミニズムを後押しする様な内容（意図的でなくともフェミニストの言論道具として都合よく利用されそう）が若干気に食わなかったアナ雪よりも数百倍素直に映画館で楽しんでいた。
この映画を観てしばらくしてからホットファズをレンタルで観て、なるほどズートピアは全年齢対象版ホットファズだったのだと。皆さん、ホットファズも観よう。
