ジュディは決して諦めないフレンズなんだね。と、某アニメのセリフが浮かびながら鑑賞終了。
『差異がある存在同士が、それらを容認しながら、１つの場所で暮らす』なんて、ともすれば説教臭い話なのかななんて思っていたのだが、全然違った。
各々が偏見やハンデを負いながらも、各々の得意な事でストーリーを進めていくのではなくて、あくまで心理的な向き合い方で話が進んでいく。
これが『みんなの違いを尊重して、みんなの得意な事を活かしていくんだ！』ってなるとどうにもむず痒くなってしまったと思うのです。
色んな種族が集まって１つの社会を形成するからこそ、偏見やハンデは生まれるけれど、そういった中でも心の向きを常に前向きに置いておけば問題は解決出来る。なんともピースでリアルなお話じゃないですか。
そんな頭の固いことはここらへんにして、子供向け映画として起承転結・笑いどころがとっても分かりやすい。そこに加えて、パロディが混ぜ込まれているんだから大人だって大爆笑でしょう。良い漫才のようなテンポ感で、シンプルに面白い、なぜ早く見なかったのか。
