アニメーターの知人が「海がエロい」と言っててなんのこっちゃと思いつつ気になってた。
グラ美しすぎてこれはスクリーンか大画面で観たくなる美しさ。 たしかに海スゴい。あんなに変幻自在に描けるものなのかと、海なのにキャラがあるし表情があるし、海を描き出していることのスゴさだけはなんとなくわかった。ただエロさはわからぬ。修行が足りないのかもしれない。
グラフィックや音楽の美しさばかりでなく細部のひとつひとつの演出にちゃんとリサーチが生きてて、一緒に作ったポリネシアの方たちめちゃくちゃ嬉しそうだった。
タトゥーの文化もその一つで「マウイのタトゥー可愛い〜」としか思ってなかったけど、制作時のディスカッションにはタトゥーの彫師も関わっている。彼らは紙や本やデジタルではなく自分の体に歴史を刻む。家長としての覚悟をタトゥーの痛みとともに背負うのだそうな。彼らにとっては生きた証なんだと思うとファッションのそれとは違って重みを感じた。
あとズートピア観てから毛のアニメーションに気が向くようになってしまった。モアナの髪の毛めっちゃリアルだし綺麗だな〜と思ったらモデルの人にとにかく飛んだり跳ねたり動き回ってもらって髪の毛のモーション取りまくってたと知り納得 笑
本編とは全然関係ないけど、You don't own the land, the land owns you. ていう現地の考え方、とても素敵だと思った。