このレビューはネタバレを含みます
改めて、ジョン・ル・カレが生み出してくれた作品たちに思い馳せる。
派手で善悪がくっきり分かれたスパイもの、ではない作品たちの尊さ。
今作では、ちょっと無理あるんじゃないかと思うところもあれど、それはユアンが平凡を上手く演じられすぎ、ナオミ・ハリスがまたそれを引き立てすぎだからな気もするし、
夫婦関係、子供との関係、慣れないことに巻き込まれた緊張感からいつもより気を張って強く出るあの感じ、とってもリアルだなあと思った。
そして、ステラン・スカルスガルドは適役すぎでした。