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マウス・オブ・マッドネスのkurtのレビュー・感想・評価

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
3.5
失踪したホラー作家を探す保険調査員の主人公。女編集者と一緒に小説に登場する架空の街に辿り着くのだが、ホラー小説と同じ奇妙な出来事に襲われる話。ジョンカーペンター作品。

ホラー小説の世界が現実になっていく、悪夢の様な世界観が特徴の作品。
若干、デヴィッドリンチっぽさも感じる、カーペンター監督にしては珍しい作風。
ただ、監督お得意の特殊メイククリーチャー達が盛り沢山だしストーリーはリンチ程難解では無かった印象。(ネタバレ等は厳禁。)

グロさ等はほぼ感じなかったが、繰り返し現れる自転車のアレや女編集者の最後のアレとかゾクっとする怖めの描写が結構あり。

ラストは中々賛否両論ありそうな展開だけど、個人的には結構ありな結末で、主人公の表情とポップコーンが印象深いラストでした。笑
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