マウス・オブ・マッドネスの作品情報・感想・評価

「マウス・オブ・マッドネス」に投稿された感想・評価

うさぎ

うさぎの感想・評価

4.7
いい

ホテルのおばあさんが旦那を家畜のように扱ってるのに興奮した!
mnt

mntの感想・評価

5.0
サムニールが好きになる映画。

カーペンター先生、本当最高っす。
どあら

どあらの感想・評価

3.5
クローネンバーグとリンチとテリーギリアムとブライアンユズナ(ソサエティーのデジャブみたいなシーンあった笑)と・・・今まで観たことある不条理で気持ち悪い系の映画をまぜた感じ。←良い意味です笑

2017年に観た映画
首領茂

首領茂の感想・評価

5.0
秋のカーペンター祭最終夜。あの手この手を使って現実と虚構の区別をあやふやにすることで、現実主義者な主人公のSAN値はガリガリ削られていく。そしてその攻撃は最終的に我々観客に「今まで起きてきたこと、それどころかこの映画自体が主人公の妄想だったのではないか」と疑わせることで頂点を迎える。一体何が現実で何が虚構なのか...何を信じればいいのか...この不安に勝る恐怖はない。やっぱりスゲーぞカーペンター。
本日届いたBlu-rayを鑑賞☆*

ずっと前から観たかった作品をやっっっと…!!!
期待通りというか、それ以上!!
かなり楽しませて頂きました♡

小説に魔力が宿るって発想がとてつもなく面白い。
予測できない奇妙な展開にぐいぐいと引き込まれて行った。

アンティークな町並みや、そこで暮らす不気味な人々もかなり好みだったなぁ♪

なんといっても主演のサム・ニールさんが最高なんです!!自分の中で『ジュラシックパーク』や『オーメン』のイメージが強い彼ですが、本作でも持ち味を充分に生かしておられて大変素敵でした♡

オープニングとエンドロールで流れるロック調の音楽がノリノリでめちゃ格好いい!!テンション上がるあがる~!!

また、キャストクレジットの中にヘイデン・クリステンセンさんのお名前が…!?あの可愛い男の子がそうだったのね~全然気づかなかった!!もちろん後でそのシーンを見直しました(笑)

更にはエンドロールの文字の色にもご注目!!
凝ってて良いね、細かな演出の中に作品愛を感じる♡

作品の内容が内容なだけに、皆様もぜひ"騙された"と思って観てみて下さい☆
雰囲気づくりとストーリーが良くできていて、かなりオススメです!!!

頭がおかしくなる奇妙な世界、大大大好き♡
Haman

Hamanの感想・評価

3.8
カーペンターの映画でカーペンターズを流して「カーペンターズはやめてくよ…」ってのは駄洒落なのかい?
旦那を切り刻んでサラダにするババアというパワーワード。良いと思います。
保険屋のサムニールが「保険金と新作の原稿を手に入れて欲しい」と失踪した人気ホラー作家の行方を追う仕事を出版社から依頼されるが、彼を捜しているうちに現実と作家の書いた本の世界とが曖昧になって行く…
「裸のランチ」的な不条理不思議系でありつつこれぞカーペンターという怪しい世界観満載で(劇伴も担当)大変によかった!これこれこういうのが観たいの!
ジョン・カーペンターの「世界の終わり三部作」のひとつ。たしかに世界の終わりを描いてはいるが、面白いのは終わり方。このアイデアの由来は、もちろん脚本を書いたのマイケル・デ・ルーカ。生まれは NY のブルックリンで、母はドイツ系のユダヤ人、父はイタリア系のカソリックというニューヨーカー。ぼくはニューヨークに行ったことなんてないけれど、こういう才能が生まれる街だというのはわかる。それはたとえばマーティン・スコルセーゼとかだったりするんだけど、デ・ルーカはぼくの世代にぐっと近いんだよな。

ストーリーのアイデアは、すごく思弁的というか、SF的なんだけど、表面的には、H.P.ラヴクラフト(1890-1937)という怪奇小説家へのオマージュということなのだろう。でも、ラブクラフト自体は、ちょうど日本の夢野 久作(1889-1936)と時代的に重なる人。おそらく、19世紀的な怪奇文学の果実を存分に貪りながら登場した作家で、この映画の脚本家デ・ルーカは、そういう鉱脈を掘り出してみせたということなのだろう。

ぼくなんかの感じでは、鍵となるのはセルフ・リフェレンシャルな物語。自己言及的ってことなんだけど、鏡に写る自らの姿を見るのがそうであるように、そういう語りはつねに循環的迷宮に入り込んでしまうわけ。

この映画のなかでも、同じシーンがなんども繰り返されるけど、その繰り返しを退屈させることなく、最後にはうまい出口を用意しておくこと、それがこの種の映画の成功の鍵。フェリーニの『8 1/2』なんてのも、同じ系譜に入れて良いかもしれない。映画を作る映画監督についての映画を作る映画監督についての苦悩、そんな話だったからね。

この映画の原題は『 In the mouth of madness』(狂気の口の中へ)ということだけど、それは一方でH.P.ラヴクラフトの作品(At the mountain of madness)へのオマージュのはずだけど、イタリア語を勉強していると、どうしても「In bocca al lupo (In the mouth of wolf) 」という表現を思い出してしまう。

これは誰かが、試験とか、舞台とかのような困難に挑戦しようとするとき、「がんばって」という意味で使う表現。ようするに「狼の口のなかへ(飛び込め)」という意味なのだけど、これだけでは意味をなさない。こう言われた人は必ず「Crepi il lupo (くたばれオオカミ)」と返すことになっている。こうして符牒を合わせるとこで、困難を乗り越えて頑張ろうぜという祈願が成立することになる。

なんてことを考えると、この『狂気の口のなかへ』というタイトルは、一種の呼びかけとして、ぼくたち観客の側から「狂気よクタバレ」という符牒を返されてることが期待されてものなのではなかろうか。いや、きっとそうに違いない。

ぼくは今宵、昨日は寝落ちして見逃してしまったラストシーンに、サム・ニールの狂気の哄笑を聞きながら、世紀末を超えて生き残る映画の未来を見たような気がしているのだ。

パチパチパチ!
サムニール主演
ジョンカーペンター監督作品
「マウスオブマッドネス」

社会問題になる程の人気ホラー作家サタケーン(S.キング的な感じ)が行方不明になって、サムニール演じるジョントレントが捜索をする的なお話なのですが。

なかなか怖い作品でした〜

映画としては面白いのですが、後味はあまりよくはないです(ホラーに後味を求めるものじゃないですが)

とはいえ〜
ジョンカーペンターの絶妙な抜け感はしっかり出てました〜

今だけなのかわからないですが、Amazonでマウスオブマッドネスのブルーレイがかなりリーズナブルになっていますよーっ
MoviePANDA

MoviePANDAの感想・評価

4.8
『覗くな、狂うぞ。』

というこの名キャッチコピーは、それだけで思わず「観たい!」と思わされる強烈なインパクト。そして、ボクが少年時代だった頃の映画体験を語るに外せない映画監督。それがジョン・カーペンター監督です。彼の作品が主に放送されていたのは日曜洋画劇場。あの『ゼイリブ』も『パラダイム』も、子供にとっては充分夜更かしと言える時間まで起きてテレビで見ました。そのカーペンター監督作品の中でも一、二を争う程好きな作品。それがこの『マウス・オブ・マッドネス』です。

監督の作品、というだけでも自ずといつかは観ていたのだろうとは思います。でもこの作品は、知ったその日から「すぐにでも観たい!」と思わされました。当時、確かNHKのドキュメンタリー番組かなんかで、ハリウッドの特撮技術の事を特集した番組をやっていて、その中でクライマックスのひとつとも言えるシーンが流れました。その場面がとても頭に残ったんです。そういう経緯もあって、すぐにでも観たかった。ただ、いかんせんまだ子供でしたので残念ながら劇場では観れませんでした。なので、レンタル開始後すぐに鑑賞。そしたら裏切られたぁ~、もちろんいい意味で!😳

話は、ベストセラー作家のサター・ケインが失踪した事から、サム・ニール演じる保険調査員のトレントが彼の行方を追うところから始まります。そして、行き着いたとある田舎町。すると、その町で何故か感じる既視感。その秘密は、ケインが書いた本と関係していて…

行方を追うという点で発進はミステリーだったのに、劇中の世界観同様徐々にホラーに侵食されていく展開が面白すぎる!クトゥルフ神話がモチーフという話の面白さもさることながら、静かにジワジワと、しかし確実にその都度炸裂しキマリまくる、我らがカーペンター御大の演出無双感がとにかく素晴らしい!凝ったり、捻ったりしてなくても、実に「これが一番的確。」と唸る事うけあいのカットと演出の数々。ホント、見惚れますわ(’-’*)💕

ただ「怖い」のではなく、まさに「不気味」という雰囲気に傾斜していく後半の展開。そこからこそがもう最高に好きすぎてボクはパブロフの犬状態になってしまいます!🐕地味な演出ながら、一枚の絵の変化で異常事態を物語る🖼️。カーペンター御大の真骨頂と言えるジワリ迫りくる恐怖と、まさに専売特許「夢二段落とし」がラーメン屋の天空落としよりよっぽどボディに効いてきます!👊💨

この世界は虚構か現実か?
映画のネタとしてはありがちなものながら、『マトリックス』とは全く別次元の切り口で展開される物語。そこはあくまでカーペンター監督、“らしさ”満点なB級感もあり、クリーチャーの大写しにはさすがに20年以上前のSFX感も感じます。しかしながら、これが映画であるという事が最高に効いてるラストがまた最高で、その場面もあってこの映画は最高な“Fin.”を迎えます❗️やはり、ボクの映画ライフを形成した監督のひとりであるカーペンター先生のこの映画、いつ観ても面白い😃

あとは、サム・ニールの挙動不審ぶりと、まさに狂ってゆく狂気の演技は見もの!『ジュラシック・パーク』の翌年にこれに出る作品選びはナイス!👍🙆さらには、この映画のもうひとりの主人公は間違いなくテーマ曲🎵毎度ながらカーペンター先生自ら手掛けたシンプルながらカッコよすぎなリフが繰り返されるテーマ曲がもうメッチャカッコいい✨これもまた、この映画の魅力のひとつです🎸🎶

※今回、Blu-ray版💿をお借りして久しぶりに観てみて、今や廃盤になってしまったDVD版を売ってしまった事を後悔😢Blu-rayクオリティのDTS音声で、この映画を楽しめた喜びと共に、テーマ曲が流れるDVD版のメニュー画面が恋しくなりました📀💧
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