たちばな

欲動のたちばなのレビュー・感想・評価

欲動(2014年製作の映画)
2.5
三津谷葉子と斎藤工よい。妹の子もいい。
題材とか設定とか、材料は揃ってる感じするんだけど、イマイチ何が伝えたいのかわからなかった、、。
死に慣れていることへの拒否反応のシーンはなんとなくわかるなと思いながら。
生死に敏感であってほしいという。
抑圧されたものからの開放という快感がラブシーンで描かれているのかな、なんかでもそこが肝のシーンの筈なのに、全然響かないんだよなぁ、
何より、軽い。ひいちゃう。
好きでもない、いかがわしいとこで知り合ったばかりの外人に体を許すなんて、、半分レイプに近い始まりなのに、それを受け入れるのかっていう。
単純に、自分が旦那だったら、酷い、キツイ。
自分が死ぬかもしれないっていうどん底で、そんなことされてたら。
なんか、性愛をテーマにした映画だとしたら、わたしの知ってる性愛とはちょっと違ったなぁ。
パーツは揃ってるのに、全体としては何となく残念な映画っていう印象。もったいない。
ひとつのシーンがダラダラ長い気がする。