野田洋次郎の名前だけ見て鑑賞
見始めてすぐ、いわゆる闘病モノか…うーん…と思いきや…
いい映画だった
今年一番泣かされたかもしれない
登場人物それぞれが背負っているものを観客は垣間見ることができるのだが、お互いそれを相手に知らせず言い訳などせず、罵倒さえしあう
タッチは淡々としている
映像と音楽の間合いが見事
ところどころご都合主義の演出が見え隠れするがご愛嬌(これが実にもったいないのだけど)
配役が素晴らしく、絶妙かつ贅沢
杉咲花、この年代特有の機微を表現させるとうまいなぁ
野田洋次郎は自然体で役柄と同化
この作品に関しては言うことなし
「浄化と昇天」