あさひ

トイレのピエタのあさひのレビュー・感想・評価

トイレのピエタ(2015年製作の映画)
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人間の生と死ともうひとつ
人は何をもって生き、死とするか


杉咲花ちゃんの激しさを感じるお芝居にはいつも生きる衝動を感じる。

多くを語らない青年にとって
元カノ、親子、隣のおじさん、少女が
彼にどう影響を与えたかがどんどん水が溜まっていくような感覚で訴えかけてくる。

生きながら死んでいた心に光をみて
タイトルに還るラストは静かだけれども
燃えるような感覚を得た。
あさひ

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