め、名作…。
とんでもなくおもしろいです。
子供の頃からシリーズを観てきた人にとって、本作はある種のセレモニーのような…、感慨深いものがある気がします。
男女で感想がハッキリと分かれるのではないでしょうか。
皆んなの頼れるリーダーであったウッディが空回りする様は、正直観ていてしんどいです。
再会を果たすある人物(？)の変わりようには、
離別後の、恐らく壮絶であったであろう人(？)生を想像すると、胸が張り裂けそうな思いになります。
フォレストガンプでのジェニーとの再会を観ているようでした。
ウッディがシリーズを通して常に直面する問題、
「外界のキャラとのズレ」が、こんなにもズシリとくるのは、今作でのウッディが孤立しているからにほかならないのでしょう。
子供のためのおもちゃであるウッディは…人間社会で例えるなら、大人になりきれていない子供です。
彼の最後の決断は、果たして本当に正しかったのだろうか。
人間社会に置き換えて考えると、どうも腑に落ちません。
与えられた役割を全うする事で、人は社会性を養う生き物です。
どうか、ウッディがこれからも幸せで生きられるようにと、願うばかりです。
