トイ・ストーリー４の大隼のネタバレレビュー・内容・結末

やっとエンディングを受け入れられるようになってきたシリーズ4作目。映画館で初見した時は、ウッディとバズの友情懐古厨だった自分にとって到底納得できるものではなかった。2人の友情は永遠でどんな時も一緒！と思ってた自分にとって別れのシーンはとても辛く、こんな形で終わっていいものなのかとすごく考えた。そして時を経て本作を観てもやはり別れのシーンではとても寂しい気持ちにはなるが、そこで友情が終わったのではないことに気づいた。互いが互いを信頼しているからこそウッディは心配なボニーを旧友たちに任せ、新しい仲間と共に旅に出ることができ、バズもそれを快く見送ることができた。たしかにウッディが無事にボニーのもとに戻りまた皆で仲良く過ごす世界線があってもいいと思う。しかしこの作品はウッディを1人の自立した人間として捉え、彼の気持ちを尊重し旅立たせた。今までのトイストーリーでは考えられないようなラストだったがウッディの自立物語といわれる本作に自分も納得をしたいと思った。