こんな攻めた内容でGOしたことがスゴい！シリーズバランス崩壊映画でした。
僕はトイストーリー4がやるって聞いた時からハードルは爆下がりだったのでラッキーとはこのことで、とても楽しめました。
というか3の続編をやるならハチャメチャするしかないですもんね！！
後味はどうあれ、ちゃんと面白くやってのけたのがスゴいと思いましたし、実際ラストは涙がちょちょぎれました。
全体的に同じような見せ場が続きますなーとか重箱をつつけば不満もありますが、まぁ映像だけでもう満足はしてますから！！
玩具の域を超えて干渉しまくる、行き過ぎた行動に初めは、あーあーあー！
野良玩具だなんて、そんなの存在するの？！って設定が1つ乗っかってきて、あーあーあー！
だから続編は見たくなかったんだよ、、、(前売り券を購入のうえ鑑賞)と思ってしまいましたが、ラストにかけて2で押し付けてきた思想なんて無視したウッディーは潔いというか
玩具であることを献上する決断
役目を全うしたかしら？という悟り
ずっと彼が背負ってきた正義を捨てる結末
わかっちゃいたけど泣けました。
もうこれ以上続編を続けるなら今度はなんで玩具が喋れるのって問題に正面からぶつかる位しか思い浮かばない続編になってました。
そして、玩具ですら自由に生きなさいとか、誰かが決めた形に収まらなくてOK！なんてディズニースタイルがスタンダードになってるエンタメでこれからの子供は育っていくと思うと、なんだかちょっと世界は良くなるのでは？！って思える余韻がありました。
あと僕は3が好きだから、作らなくて良いのに！って思ってましたが
映画館で子供が笑いながら観てる声を聴いて、シリーズの完成度とか映画にいらないよねと思いました。
これからもファンを裏切って新しいものを作る姿勢を持ち続けて欲しいと思ったし、そんな1部のオタクファンなら捨てちゃえば？という姿勢を見た気がしました！！
