このレビューはネタバレを含みます
作り手の思いや意図を批判も非難もするつもりは全くないが、やはり3の素晴らしすぎる結末を引き継ぐには至らなかった。少なくとも今の自分には。
おもちゃにも生き方を選ぶことができる、というテーマに乗れなかったのは、3の余韻をいつまでも感じていたいファンだからだと思う。
人間に動いている姿を見せないというのがおもちゃのルールだと思うのだが、今回はボニーの父親の運転に対してやや直接的に“声”で関わるなど、違和感を覚えるシーンがいくつかあった。
完全なるフィクションだからこそ、人間とのリアルな交わりを描かないことで、逆に絶妙な関係性を表現していたと思っていた。ここはちょっと違和感と同時に残念なポイントだった。
いつかまた観た時に、印象は変わるのだろうか。