1と2では量産され消費されるオモチャの悲哀を書き、3ではそれに対する答えとして人の想いは受け継がれていくというラストで締めくくった。3の終わりが良くできていただけに、続編を作る意味があるのかと思っていたが結果的に途中で泣いてしまうほどの名作だった。
今作のテーマは生きる意味だと思った。3までは子供に尽くすことがオモチャの使命として書かれたいたが、本作はそこに疑問を投げかけている。結果はネタバレになるので言わないが、自分の物語を生きろというピクサーなりのエールだと受け取った。
また今までちょい役だったボーが一転して主役級の扱い。強い女性としてウッディを引っ張るのは時代の空気を反映させた結果だろう。
途中で泣ける展開もあり、子供はもちろん大人も楽しめるシリーズ最高の出来だと私は思った。