賛否両論の意味が分かる気がする。
人間社会の事情が反映され過ぎてて真面目かよ!って部分も多く、ラストは大人にしみる系。おもちゃにも絶望や欲がある。挑戦の姿勢は好きです。
サクサク愉快なコメディとして話を進めながら、随所でキャラに感情移入させてピュアな心を蘇らせるピクサーはさすが。(甥と教育テレビ見てる波長と合う...)
例えば‘サザエさん’で、波平さんに退職後のことを考えて悩んでほしくないし、サザエさんに日常生活が物足りないと思ってほしくないように、おもちゃの世界は平和な世界で、ウッディにもずっとみんなをまとめるリーダーでいてほしかった、という勝手な押し付け。
ウッディの子どもへの愛、おもちゃへの愛、仲間への愛。これからは内なる声のもと、その愛を自分の大切な人や世界に向けて生きていくのでしょう(涙)
やっぱり3が(胸が張り裂けるけど)トイストーリーらしくて好きかな。と言いながらさんざん前情報調べ中に泣きはらしたから現場ではちょっとしか泣かなかったけど、知らなかったらかなりキタと思う。
