もちまろ

トイ・ストーリー4のもちまろのネタバレレビュー・内容・結末

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

脚本家すごすぎるよ〜〜って思いました。

今回「内なる声」がワードとして繰り返し唱えられたわけだけど、1〜3で描かれてきた「子供を楽しませ寄り添う」っていうウッディの心の芯がネガティヴな感情も含めて全面にはっきりと描かれてたと思いました。ウッディの本質を描いたものとしては今までで1番では?と思う。

賛否分かれる結末に関しては、
私個人としてはあまりにも決断が「ウッディ」でうわ〜〜😭ってなりました。
3でアンディの側にいることでなく、「自分を必要とする子供を楽しませること」を選んだウッディなら、
自分をもう必要としていないボニーではなく、「無限にいる必要としてくれる誰かを楽しませる」ことを選ぶよなぁ…。脚本家がウッディをあまりにも理解していてすごい。

バズ(たち)もわかってるんだよな〜〜ウッディがボニーにもう必要とされていないことを。
子供を楽しませることに全てを捧げているウッディがどんなに辛いかっていうのも少なくともバズは理解していて、だからフォーキーの世話をすることで自分を保とうとするウッディに「内なる声が大事か?」って声をかけるし、最後のシーンでバズはウッディに「ボニーは大丈夫だ」って「ウッディは次のステージに行ってもいいんだよ」って意味で言ったのかな〜〜😭
アンディからボニーに渡ったみたいにちょっと早いけどボニーから次のステージへ…。
「内なる声」はバズにも問いかけていて、バズがついていくか迷うも「内なる声」に従って一旦ウッディから離れ、でも車の方でウッディをフォローするシーンは、離れてても相棒、離れても相手を思うっていうのが明示されて最高でした。
ここでウッディバイバイの結末は見えてうわぁ😭ってなる。

恋愛要素に関してはふんわりとしてるのでバズジェシレベルかな〜〜。
ボーがきっかけで自分の状況に直面し考え、一歩先を行く彼女に恋愛的な意味でも惹かれ…って感じ(?)
(※ここまで全部妄想)

少なくとも私の超個人的な考察(妄想)が爆発するくらいには良い作品でした…。
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