1〜3はとっても好きだが、4は嫌い。オモチャが動くということがもはや怪奇現象になってしまっているからだ。
今までの作品でもオモチャは動いていたが、それはあくまでオモチャ同士でのやりとりに終始していたはず。
人間社会には干渉しない、ということが不文律になっていた。
1でシドを驚かす場面があったが、あれはウッディ自身が言ったように「反則技」なのだ。たった一回の反則と思えばこそ、受け入れることができた。
それにしたって、一人の子供が見た幻覚かもしれない…という逃げ道を用意していた。
では、4では何が起こっているのか。
仲間のオモチャを救うために釘を持って車のタイヤをパンクさせ、カーナビの真似をして道を誤らせる…下手したら事故が起こりかねない。これが怪奇現象でなくて、なんなんだろう。
仲間を救うためにそれが許されるなら、オモチャを破壊する人間がいたら釘で刺してもいいのか?
「そんなことはありえない」とは言い切れないぐらい、4のオモチャ達はやりすぎている。
ボニーの家から、3では居たはずのトトロが消えていることが、色々なことを暗示している。