のり

ナイトクローラーののりのレビュー・感想・評価

ナイトクローラー(2014年製作の映画)
3.8
古びた車に乗り、盗みをしながら生活する冴えない男ルー。ある時彼はショッキングな事件現場を撮影し、テレビ局に映像を売り込む〝ナイトクローラー〟の存在を知る。この仕事に興味を持った彼は「僕は勤勉で覚えが早い。」という言葉通りすぐに頭角を現す。ルーの欲望とテレビ局の要求はエスカレートしていき、ルーは闇に手を染めていく。

日本と同じでアメリカも視聴率至上主義社会。膨大な情報が錯綜している現代で視聴者がテレビに求めるのは刺激である。ルーはそれに応えまた利用し、次々に成功を収めていく。

仕事の成功に目が眩んだ悪人を生み出したのが私たち国民であるという皮肉。

ジェイク・ギレンホールの圧巻の演技。彼の眼の彫りが異常に深い無表情は狂人にピッタリ。

救われないけど引き込まれる、良作。