まあまあ面白かった
いわゆる"マスゴミ"のヤツらの話。
ニュース業界のシビアな競争が見どころ。
主人公はクズ、スクープ映像を取るためなら人の命も平気で犠牲にする。
そんな悪が更生するわけでも成敗されるわけでもなく飄々と競争を勝ち抜いていく展開は何故か気持ち良く、いつのまにかマスゴミの主人公を応援している自分に気がつきはっとする。
テンポも良くグラフィカルな映像に引き込まれていくのかもしれない。
ただ主人公は本当に終始一貫してクズで、全体を通して良心も葛藤もほぼない。正義心を示す人物もいるが結局なんら影響を与えず消化されるのみ。人物の心情変化で話が動くというわけではないのでドラマとしての見所は薄いと感じた。