ジェイクギレンホールでてる作品ってほんとにハズレないな…(観る度言ってる笑)
私は主人公よりもあのテレビ局のおばさんの方が遥かに胸糞悪くて
自分の名誉やお金や成功の為なら…みたいな、なんだか嫌な政治家を見てるようだった
主人公の過去については詳しく描かれてないけど、きっと今までの環境がそうさせてしまった部分もあるんやろうな(タクシードライバー、ジョーカーなどと比較している方が多いですね)
こうすることでしかやりがいを感じられない孤独さになんだか切なくなってしまった
いつの時代も真っ当に生きている人たちではなく、リーダーシップがありカリスマ性がある卑怯者たちが成功し権力を握れる世の中
胸糞は悪いはずなのに主人公の怖いくらいの頭の良さ、のし上がり具合が凄まじく、スピード感も相まって変な気持ち良さを感じてしまう作品(この感情こそが恐怖であり、そういう人たちをリーダーに選んでしまう私達の愚かさでもある)
とは言え、ここまでのレベルじゃないにしても誰もがハッとさせられる内容なのではないかと思う。
ジェイクギレンホールはもちろん言うまでもなく、個人的にリズアーメッドの演技もとても良かった