往年のヒット曲を歌い繋ぎ絵に描いたようなロックスター人生を送っていたダニー(アルパチーノ)の元に43年前に届く筈だった憧れのジョン・レノンからの手紙が渡される。
『こんなはずじゃなかったんじゃないか…俺の人生…』と今まで疎遠だった息子の家族に会いにいくと共に音楽への創作意欲が湧き上がるというハートフルコメディ。
作品内容はよくある家族ものなのですが、俳優陣が素晴らしい。
アルパチーノもクリストファー・プラマーも哀愁漂う素敵オヤジで憎めないしチャーミング。
スターにしかわからないファンの期待に応える重圧を感じさせるあのシーンは胸が熱くなりました。
また、皆さんも書かれているようにアネット・ベニングとアルパチーノのやり取りはどれもテンポよく大人の粋を感じさせてくれました。特にbarシーンがお気に入りです。
ジュリアン・ムーアに打診もあったみたいですね。よりセクシーなメアリーだったのかな。でも、私的にはアネット・ベニングのメアリーがとても良かったので彼女になって良かったなと思いました。
個人的には孫を演じたジゼル・アイゼンバーグもお気に入り❤️
ナイトクローラーの後ということもあり優しさがいつも以上に沁み渡りました。
エンドロールの一番ラストに流れる曲が素敵なのですが曲名が分からず残念です。
劇中の曲はどれも素敵で粋なオヤジ感を醸し出してくれるのとジョン・レノンの楽曲が優しく響きます。
アルパチーノの歌声もなかなか良いですね。『hey〜baby doll〜!』頭から離れません❤️