エドワード・スノーデンがアメリカ国家安全保障局の機密情報を暴露した事件を描いた実話ベースのサスペンスヒューマンドラマ。
ジョセフ・ゴードン＝レヴィットが主演、メリッサ・レオがヒロインを演じ、シャイリーン・ウッドリー、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、ニコラス・ケイジらが共演。
29歳の青年エドワード・ジョセフ・スノーデン（ジョセフ・ゴードン＝レヴィット）はアメリカ国家安全保障局NSAの契約スタッフで、かつてはCIAの職員だったこともある。2004年にジョージア州フォードベニングの軍人養成学校で脚を骨折し、兵士になる道を断たれてしまう。しかし国家のために働きたいという思いからアメリカ国家安全保障局（NSA）の契約スタッフとして採用される。最初の配属地はスイス・ジュネーブであったが、そこでは秘密裏に入手した一般市民の個人情報を、職員がプライべ－トに悪用していることを知る。2009年には東京の横田基地へ転勤となり、その後メリーランドに戻り、彼女と幸せな時間を過ごすが、その後、ハワイのオアフ島勤務となる....
愛国心が強いスノーデンが国家の機密情報を暴露した理由と熱い思いが綴られる。
世界中の一般市民はもとより国家元首までもがアメリカに監視されている。
アメリカは、テロを口実に経済と社会を支配し、国の覇権を守るために、世界中の人たちから膨大な情報を収集して、事実を確認することなく、何の罪のない人々を次々と殺していく。
映画やTVドラマのサスペンスフィクションよりも恐ろしい現実が描かれている。
「僕は今 明日がどうなるか心配しなくていいという自由を得ることができたのです 心の声に従ったから」
2024.2 NHK BSで鑑賞（プレミアムシネマ・字幕）
2023.12 テレ東で鑑賞（サタシネ・吹替：小尾恵理 訳）
