アメリカ政府の国家機密を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンの実話をオリヴァー・ストーン監督が映画化。
政府の情報収集システムに疑問を抱いたスノーデンがキャリア・家族・恋人・自由を捨てて告発に至るまでの葛藤を描いた作品。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じるスノーデンが実際のスノーデンに似せた役作りで、最後の方で出てくるスノーデン本人とそっくり！ジョセフの特徴的ないつもの優しいフニャっとした笑顔がなく、緊張と葛藤の表現がされ、雰囲気が違って見えた。
アメリカの国家機密をバラしてしまったのでパスポートを失効されたり追われる『裏切り者』（悪者）になるが、自分を犠牲にしてまでも、世界に警告し個々に危機感や疑問をいだかせプライバシーについてや政府が行っていることについて考えるきっかけを与えてくれた英雄（正義）か。
実際の事件があった2013年から更に10年以上経った現在、変わったのか？技術は更に進化してアメリカだけでなく世界中で更に自由自在に情報を簡単に得やすくなりスマホやPCから監視されコントロールされてるのかも…怖い。
