オリバー・ストーン監督で題材がスノーデン。自分の好物に違いないとレンタルにて鑑賞。
当時報道された当初は、スノーデンを米国の秘匿していた盗聴技術を暴露したハッカー崩れ位にしか思っていなかったけど、その後、様々な報道を散発的に見るにつけ対峙するアメリカ（NSA）のほうがどうやらヤバい事を仕出かしたようだという印象を持つに至った本件。しかしながら対岸の火事というか遠い世界の私には無縁の事なんだろうと自分の中でいつの間にか風化していた事件だったのですが、改めて本作を観て驚愕。日本もおもいっきり巻き込まれてるし…我々も網の中にしかいたわけね。
ニュースでは断片的にしかわからなかったスノーデンが暴露した内容について、彼の半生の描写を通じてより具体的に知ることが出来るので、コトの大きさが生々しく伝わってきます。
対テロの名目のもと自国利益追求の為に監視体制を利用している米国の姿を白日のもとに晒す傑作。
攻殻機動隊は私も好きです。
