実話をもとにした映画。
いまときどきみてる、海外ドラマの「パーソンオブインタレスト」はここからヒントを得たのかな。
国防のためにありとあらゆる世界中の個人情報を得ることができるシステムを知ってしまったスノーデン。
個人情報に厳しい時代にはなっているけど、SNSや電話、メールだけじゃなくTポイントカードやナナコ、WAONだって自分の情報をポイントもらって提供していることをどれだけ人は意識してるのかな。
個人情報がいろんなところからとりやすくなり、でもそのデータの蓄積や利用で自分たちの生活の豊かさや便利さを得ているし、法律的な厳しさとは裏腹に、人は自分を知ってもらうことに積極的になってきていて、知らず知らずに自分も情報を提供していることには案外みんな鈍感で麻痺してる。
だからスノーデンが法律や自分の倫理観、自分が目にした現実と向き合い、疑問を抱き行動できたこと、deep diveは、すごいと思う。
暴露することで自分の人生が変わってしまうことは明らかなのに実行に移したスノーデンの勇気と強さ。
一時的に危険に身を置くほどになっても、アメリカ以外の他国の理解を得て、今現在は自由を手に入れた。
これから先のスノーデンの人生と世の中のことを考えさせてくれる見応えのある映画でした。
