けんぱじ

本能寺ホテルのけんぱじのレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
4.5
何だか、昔と未来の行ったり来たりって流行りなん?(笑)
でも、本能寺の変には反応してまうよね(笑)
恐ろしき日本の洗脳教育の賜物ww

しかし、綾瀬はるかは序盤凄い距離を歩いてホテルを探しまくってたんじゃない?
あの五重の塔は東寺?
その前は四条辺りの鴨川河川敷にいたよね?
清水寺の辺りにも(笑)
あ、その間はタクシーに乗ったかな?(笑)
まぁ、そんな細かい事はええか(笑)
エンターテイメント・コメディやもんなぁ〜〜と、思ってたら、そんなもんじゃなかった。
自分自身、何をしたいのか?
人生に何の目的も持ってなかった事に気付かされた繭子(綾瀬はるか)は本能寺の変が間近に迫った本能寺へと行ったり来たりし、織田信長と関わる内に命懸けで何かを成し遂げようとする生き方、そして、織田信長という男にも惹かれていた。
そして、家臣である森蘭丸の親方様に仕える忠誠心に共感する。
歴史が変わってしまうのはいけない事だと理解しながらも織田信長を助けたいと思い、本能寺の変の事を伝えたが織田信長は逃れようとはしない。
天下泰平の世を願う織田信長は繭子が落とした現代の人々が楽しそうに生きてる写真のパンフレットを見て、自身でも歴史を変えなくても未来は大丈夫なんだなと悟ったように思えた。
故に「その謀反、承知した」の一言に尽きた。
そんな織田信長と本能寺の変を身をもって感じ、繭子はやりたい事を見つける。

人生の目的とか、やりがいとかを見つけるのは早いも遅いもなくて、いつから始めてもいいんだと勇気を与えてくれる。
そんな映画でした♪
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