せっち

本能寺ホテルのせっちのレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
3.2
題名にホテルと入っているのでホテルが舞台かと思いきや、ホテルは現代と戦国時代を繋ぐ場所でしかなかった。

堤真一の織田信長は蘭丸の言う通り冷酷で鬼のようだがどこまでもついて行きたくなるような魅力があった。綾瀬はるか演じる繭子も自分のやりたいことがわからない現代人にありがちな役を演じきっている。「できるかできないか」ではなく「やりたいかやりたくないか」。自分にとって大事なものは何か、必ず成し遂げたいことは何か。織田信長と関わることによって本当の自分を見つけていく姿に好感。
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