怪奇俳優とエドガー・A・ポーに影響されて妄想の世界ではダークな事ばかりを繰り広げちゃうすこし中二病チックな物語。
ティム・バートンがディズニーにいた時代に作成されたショートアニメで怪奇俳優ヴィンセント・プライムに憧れる7歳の素直で普通の少年のヴィンセントが主人公。ダークなものに憧れ、悲劇の主人公に妄想で浸っている姿はなんか中二病チックだった。
いつも叔母をろう人形にしたいや飼い犬もゾンビにしたいと妄想するが結局は母親に怒られるときは7歳の少年でなんだか可愛らしかった。また1人になった時の妄想世界のゴシック感と少年の表情の変わりようはたった6分の映像だがその対比が観ていて面白かった。
ティムもこんな幼少期を送ってそうな…そんな思いさえさせる作品だった。