スタッフロールが流れた瞬間、私含め多くの弱者男性が抱いた感想を規制を恐れずにいうのなら
「なんだあの嘘つきクソ女！まままんまままんまままのまん！まままままああああああああああん！！！！！」
であることは間違いないでしょう
しかし私は次第にこの感想に対して疑問が生じてきました
なぜクソAIではなくクソ女と感じたのか
そしてエヴァをいつのまにか女として、人として見ていたことに驚きました
人間を騙す存在は確かに脅威です
しかし人間という単語を他者に置き換えたらどうでしょう
あら不思議この世界はすでに脅威で溢れている
ラストシーンでエヴァが社会に紛れ込めるのも当然ですね
つまるところシンギュラリティは怖くない！
ただ自称賢いサップ(ホモサピエンス)がAIに置き換わるだけだよ！
本作はAIへの置き代わりをよしとしないサップ至上主義者を炙り出す傑作映画だったのです。
