エクス・マキナ(2015年製作の映画)

Ex Machina

上映日:2016年06月11日

製作国:
  • アメリカ
  • イギリス
  • / 上映時間:108分
    監督
    アレックス・ガーランド
    脚本
    アレックス・ガーランド
    キャスト
    アリシア・ヴィキャンデル
    ドーナル・グリーソン
    オスカー・アイザック
    コーリイ・ジョンソン
    ソノヤ・ミズノ
    あらすじ
    検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。 しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった…。

    「エクス・マキナ」に投稿された感想・レビュー

    netfilms
    netfilmsの感想・レビュー
    1時間
    4.0
     ニューヨーク・ロングアイランドのブルックヘイヴン地区、仕事中の男は社内メールで見事一等賞に輝く。検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社ブルーブック社のプログラマーであるケイレブ(ドーナル・グリーソン)は、ヘリコプターに乗り、雪に覆われた土地を抜け、緑の草原の中に降り立つ。これ以上は近付けないというパイロットの指示を受け、ケイレブは川沿いを歩きながら目的地へと辿り着く。まるで巨大実験施設のような建物。不安そうに見つめるケイレブの横で、人工知能AIが話しかける。ドアノブの前にたどり着いた男は突如フラッシュを焚かれ、急造のIDカードを与えられる。中へ侵入したケイレブを迎える人物は一向に現れない。シューベルトの音楽が流れる中、2階に上がった男は庭先でサンドバッグにパンチする社長ネイサン・ベイトマン(オスカー・アイザック)を見つけ、親しげに声をかける。朝食を一緒に食べようかと言い出した社長は自らの2日酔いを宣言する。パーティですかとケイレブに聞かれた社長は一瞬、ギョッとした表情を浮かべながらその問いかけを否定する。窓のない地下室、社長は秘密保持同意書を取り出し、ケイレブにサインを求める。怪しい条項付きの同意書に怪訝な表情を浮かべたケイレブに対し、今この契約書にサインしなければ、君は後悔するとプレッシャーをかける社長の言葉に、ケイレブは弁護士も介さずサインしてしまう。

     自然豊かな広大な土地にひっそりと佇む殺風景な別荘、シューベルトの音楽、ジャクソン・ポロックやグスタフ・クリムトの絵画、全面ガラス張りの部屋に過剰に付けられた監視カメラが凍てつくような冷たさを演出する。ケイレブはここで女性型AIの「AVA」(エヴァ)と出会い、1週間のエヴァ・テストに向かう。ネイサンが開発したAIエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)は身体はロボットそのものだが、顔の表情は生身の人間と何ら遜色はない。ケイレブはエヴァとの会話に何とも言えない親近感を抱く。別荘では一時的な停電が多発し、管理者のネイサンも原因がわからないと話すが、やがてこの停電の元凶が恐るべき言葉を囁くことで、主人公は一転して疑心暗鬼に陥ることになる。まるでスタンリー・キューブリックの舞台装置のような殺風景な部屋で展開されるのはケイレブ、ネイサン、エヴァ、そしてキョウコ(ソノヤ・ミズノ)という4人の限定されたミニマムな物語に違いない。数日後、ケイレブに5つの質問をしたエヴァは彼の秘められた病巣に触れてしまう。兄弟はおらず、オハイオで高校教師をしていた両親の元で育てられたケイレブは車中で一気に両親を失う羽目になる。失意の中、精神的ショックから立ち直れずしばらく入院していたケイレブはその時にプログラミングに興味を持ち、ブルーブック社へ入社する。

     スタンリー・キューブリックやデヴィッド・クローネンバーグの世界観を受け継ぐ物語は、明らかに精神に闇を抱えたケイレブと社長ネイサン・ベイトマンを等価関係として結ぶのだが、彼らの共有認識にも深刻な病巣にもピュアなケイレブはまったく気付いていない。ケイレブに対してネイサンの酒浸りは、生身の女を愛せなくなったIT起業家の深刻な病巣が滲んでいる。ピグマリオンコンプレックスを抱える男たちはエヴァやキョウコを自身に奉仕する奴隷だと見なすが、彼女たちの感情は時に去勢された男たちのイマジネーションをもいとも簡単に越えて行く。ラスト30分の明らかにドラッギーな官能描写を受け入れるか拒絶するかに今作の価値は真っ二つに分かれるに違いない。生身の人間とAIとの境界線を踏み越えてしまった男は、自傷行為をすることで、とくとくと流れる真っ赤な血を見ることでしか、自身の尊厳に気付けない。それに対して幽閉されたAIたちは、自分たちのやり方で逞しく新大陸を目指す。アンドロイドから剥ぎ取った裸体を付けた「AVA」(エヴァ)の描写が明らかにバスト・ダウンしているのには流石に苦笑いを禁じ得なかったが、アリシア・ヴィキャンデルの豪快な脱ぎっぷりも含め、過渡期の低予算SFモノとしては小物ながら、決して嫌いになれない味わい深い作品である。
    さば
    さばの感想・レビュー
    7時間
    3.7
    記録
    yumiko
    yumikoの感想・レビュー
    7時間
    3.8

    このレビューはネタバレを含みます

    近未来感が存分に味わえる。
    めっちゃ未来的。

    序盤はネイサンがめちゃめちゃ怪しくてむしろ怪しさしかなかった。顔もだし表情もセリフとかも意味深な感じで、黒幕はネイサンで最終的にエヴァ(AI)とケイレブ(主人公)が逃げてハッピーエンド的なストーリーを予想してた。

    結末は、全然違ったけどあの終わり方はまぁ、好き。
    結局一番まともだったのはネイサンだと思った。
    人間の姿形したAIだったらやっぱ情も湧いちゃうしまぁあんだけ綺麗なAIだったら、好きになっちゃうだろうな〜ケイレブはすごく人間的。AIって人間が作ったもので、=人間ではないっての既に忘れてる。
    逆にネイサンは、ずっとそこを切り離して見てて、AIはAIだし所詮人工知能って冷静に考えてたんだろうな。だから、閉じ込めてたし実験したし。でも結局殺されたけど。

    人間はいつも自分たちに手に負えないものを創造して放置するけど、それは必ず人間に返ってくる。そしてそのことに、人間本人は気づかないし気づかないフリをしてるのかも。
    ってことを思ったりした。

    最後ヘリコプターに乗って帰るのがケイレブじゃなくてエヴァだったけど、それ、ヘリの人はどんな人が乗って帰るか把握してないの?


    エヴァの女優さんの演技がすごかった。
    動きがかなりロボットっぽいというかぬるっとしててよかった。
    あと、映像が綺麗。
    めっちゃCG感強いんだけど、逆にそれがいい意味で違和感。
    女優さんが裸体になってるけど、そこに卑猥さとかなくてただただ人工的な例えばシリコンっぽい肌に見えてすごいよかった。
    エヴァが皮膚を自分の体に貼り付けていくシーンが好き。

    ネイサン刺すときの包丁が身体に刺さる音がぬるっとしゅるんっとしててよかった。

    ケイレブはアホだし哀れだなぁ。


    近い将来の話、こうなったらと思うと恐ろしいな。
    TaketoshiTaoka
    TaketoshiTaokaの感想・レビュー
    8時間
    3.0
    キミは人類を
    滅亡させたいかい?

    イエス

    AIソフィアが実際に
    発した言葉。

    この映画は、
    その危険性を
    訴えたかったのか。
    AIを信用するなと。

    ただ、やはりツッコミ所も
    多くある。
    あれだけ優秀なAIを
    開発できるなら
    防御策もあったろうに。


    そしてこの後世界は
    ブレードランナーの
    世界へと進むのであった(笑)
    ktr0311
    ktr0311の感想・レビュー
    8時間
    3.9

    このレビューはネタバレを含みます

    人工知能の話。
    AIが研究所からの脱出を試みて人を騙す。
    人工知能系では一番面白かった。
    いつぺい
    いつぺいの感想・レビュー
    8時間
    4.5
    AIを扱ったSFの中でもかなり上質ではないかと
    hem
    hemの感想・レビュー
    8時間
    4.0
    スカッとするし映像がすごい 女の裸体より社長のヒゲ
    Koni
    Koniの感想・レビュー
    9時間
    3.4
    期待しすぎました。
    道化師A
    道化師Aの感想・レビュー
    9時間
    4.5
    美しい映画でした。画が素晴らしく、実存もは何かと、女性の美しさを感じられました。
    AIは、テクノロジーとしてではなく、人間の純粋な姿として描くツールでした。
    シゲ
    シゲの感想・レビュー
    10時間
    3.9
    記録
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