世界最大の検索エンジン会社のプログラマーであるケイレブは社内の抽選で当選し、CEOのネイサンの別荘に1週間滞在することに。
そこでケイレブはネイサンからある事を頼まれる…それはネイサンが開発したAIのエヴァにチューニング・テスト(=人間か人工知能かを判別する為のテスト)を行うこと…ここからケイレブ、ネイサン、エヴァの心理劇が始まるのだった…。
アカデミー賞にて視覚効果賞を受賞した今作。
ストーリーと私の好きな俳優であるアリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソンの共演という事で、ずっと楽しみにしていて公開初日に観てきましたー!!
頭で考えて面白い・視覚で楽しめる作品!
身近であり得なくなさそうなストーリーに引き込まれる。
AIの可能性を見せられ、最初から最後まで綺麗にまとまっていて良く出来ていました。
映画全体がアート作品のように美しい。
近未来的な別荘、インテリア、AIのデザイン、それとは対照的な自然も大変美しかった。
人間ってなんなんだろう、感情ってなんなんだろう、思考ってなんなんだろうと根本的な事を考えさせられる。
「2045年問題」
2045年にはAIが人間の脳を超える現象シンギュラリティが起こるとまで言われている今…。
シンギュラリティに到達した時に人間の真価が問われるのでしょうか…人間の真価ってなんなんでしょう。
AIの脅威を感じるとともに、ここまでのものを開発してしまう人間の存在もまたある意味では脅威ですよね…
非常に興味深く面白かったです。
あのシュールなネイサンとキョウコのキレッキレのダンスシーンはつぼ(笑)
AIエヴァを演じたアリシアが凄い!バレエ経験者である彼女だからこそ出来た機械的な動き。これは一見の価値ありです!!
ケイレブはドーナルが演じる事を念頭に脚本を書いただけあり、ハマり役!
キョウコを演じた日本と英国のハーフであるソノヤ・ミズノ美しかった!!
エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』などにも出演するそうなのでこれからの活躍に期待です!
もう一回観に行くので次回は細い演出までチェックして楽しんでこようと思います。
オススメ!!
”人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない”
〜スティーブン・ホーキング博士