おもしろい・つまらないの二軸で語れない作品。
最初に湧き出た感想は「美しい」だった。
世の中には、“Yes or No”の二軸で語れないことが多くある。
グレーゾーン。
境界線が曖昧な物事に関して、人間は反射的に心地の悪さ・気味の悪さを感じる。
作中に登場するAIロボット（エヴァ）を見ていると、そんな感情を抱いた。
人間とAIの境界線の曖昧さ。
「自然」って白黒以外の色彩で溢れている。
たぶん「白か黒か」の二軸以外のところに、世界は広がっている。
人間は二軸で物事を考えすぎているかも、と思った。
