daisukekondoさんの映画レビュー・感想・評価

daisukekondo

daisukekondo

点数の基準はこんな感じです。
【3.5点】…そのジャンルで特に面白かった映画
【4.0点】…レンタルしてもう一度観たくなるくらい面白かった映画
【4.5点】…パッケージを購入して何度でも観返したい素晴らしい映画
【5.0点】…自らの人生観に影響を与えた映画

映画(66)
ドラマ(0)

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

この作品が社会現象になるほど賞賛されていることに一抹の薄ら寒さを感じる。

演技や脚本の秀逸さを評価する人よりも、純粋にジョーカーの行動に共感、カタルシスを覚えている人間が相当数いるんじゃないだろうか
>>続きを読む

劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

“親子で一緒に何かをする機会”って、日常生活において意外と少ない。

作中では、息子が自分の正体を隠してオンラインゲーム上で父親に近づき、絆を育む (自分の知らなかった父親の一面を知っていく)様が描か
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

再び心がざわついた。

世界を変えてでも大事だと想える人と君は出会えているか?と問われたような気がしたから。
思い当たる節があると、彼らの行動を「若さと未熟さ」だけで片付けられなくなる自分に驚く (須
>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

鳥肌が立った。
ハリウッドで作られたゴジラの映画で、初めてゴジラのテーマソングが流れたから (しかも、ここぞというシーンで)。

ゴジラの映画は、2つの側面があると思う。

核実験や放射能によって生ま
>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.5

「さよなら」を避けているすべての人に向けられた映画。

別れた後に一人になる物理的な孤独と、人付き合いの様々な気苦労に疲れて精神的に孤独になること、いずれにしても人は“孤独”を味わうのがとても嫌な生き
>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.5

これは「任務」ではなく「仕事」を描いた作品だ。

だからだろうか。
兵士や政府関係者が主人公の話よりも、身近に感じる。
とはいえ、NPO職員たちのありふれた一日は、一般人の僕たちにとっては全然ありふれ
>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

心地が悪くなる映画だった。

正確には、映画に登場する人物たちの所作振る舞いが、非常に心地悪いことに気づかされる映画だった。
そのうち、自分が映画と同じ世界で生きていることに気づかされて、ますます気分
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.5

もし、自分の生き様を、歴代のご先祖さまたちが見ていたとしたら。
家系の担い手として、なんだか背筋が伸びる感覚になるのは、全世界あるあるなんだな、と思った。

それにしても、「音楽」が記憶を呼び起こす力
>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.5

何事も、“受け手”側よりも“送り手”側のほうが楽しい。

昔、大学の文化祭をやっていたときに、お客さん側よりも、文化祭を企画・運営している側のほうが、何倍も楽しいと気づいたことがあった。

仲間たちと
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

自分とは異なる存在と意思疎通ができたときって、とても嬉しい。

言語とか、文化とか、民族とかが異なる海外の人だったり、犬や猫といった人間以外の生き物とコミュニケーションできたときの“喜び”が、まさにそ
>>続きを読む

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.5

“行き過ぎた”行いの是非について。

作中に出てくる娘たちは、幼少期、確実に不幸な毎日であったと思う。
でも、彼女たちは大人になってから、他の人たちが成し遂げられない結果を残し、幸せを勝ち取っている。
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

自分が置かれた状況の原因を、外部のせいにしないって、とても難しい。

今年、アメリカの社会問題を切り取った作品で、今作同様話題になった『スリー ビルボード』と対比して観るととても興味深かった。
愛する
>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.5

「視点」を変えるって大事だ。

恋愛であれば、自分の想いよりも前に、好きな相手がどう思うかを考える視点が大事だし、仕事であれば、自社の利益よりも、取引先や消費者が何を望んでいるかを先に考える視点が大事
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

“やさしさ”って良いことだ。
なのに、多くの人はそれを行為としてなかなか実践できない。
最も身近にできることながら、案外最も難しい行いなのかもしれない。

友情や恋愛などの人間関係において、相手に求め
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

弱者が強者に勝つこと。

そういうときは、弱者側に勝利を導くキーパーソンがいるもので、物語においてはその人物が主人公になることが多い。

重要なのは、勝敗を決定づけるのが、そのキーパーソン“個人”の力
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

親子や夫婦、親友など、とても近しい間柄において、自分が相手の秘密の一面を知ってしまったときの衝撃は、日常の中で最もサスペンスな出来事の一つではないだろうか。

本作を観て、“他者に自分の何を公開、隠蔽
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

作り手側の目線で観ると痺れる。

映像に映っているモノは、制作過程におけるほんの一部だ。
一つのカットを撮るのに、監督や撮影、照明、音響、美術などの作り手側のスタッフたちが、どれだけ苦労・工夫している
>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.5

この映画を見て「怖いな」と思うことが二つある。

一つは「インターネット上の自分にまつわるデータ」について。
いまの技術をもってすれば、個人の特定や現在位置はおろか、その人の交友関係や誰にも明かしてい
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

白でもなく黒でもない、“グレー”な行為や存在を許容できるかどうか。
実はこれ、いまの時代とても重要なトピックだと思った。

今作で描かれている万引き行為や家族のあり方が、社会や世間にとって、正しいこと
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

映画というより音楽を魅せるショーだと思った。

観終わった後で、印象に残った順番は、まず最初に間違いなく「音楽」で、次にそれを歌う「出演者」たち、最後に音楽が流れる「シーン(映像)」だった。
普通の映
>>続きを読む

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

「一瞬」が「一生」を形作っていくのだと思った。

試合だったり、入試だったり、面接だったり、プレゼンだったり、告白だったり…
その後の人生を左右するような、いわゆる“本番”の出来事って、だいたい「一瞬
>>続きを読む

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.5

自分のことを理解してくれる人が傍にいるって素晴らしい。

しかもそれは、家族や同僚といった近しい人ではなくて、むしろ、年齢や人種など全く違う人のほうが、その人の理解者になりうるということだ。

理解者
>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

とても素敵だ。

テクノロジーの進歩で、今までできなかったことができるようになること。
国や人種を越えて、人と人が絆で結ばれること。

見返りを求めない者たちの“善”の行いによって、誰かがハッピーにな
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

カッコいい。

次々に切り替わる音楽と、車の疾走感が相まって、ノンストップで駆け抜けていく物語展開が心地いい。

映像に音楽を乗せているというより、音楽に映像を合わせているような。
1枚のアルバムを1
>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

「生命」について考えさせられた。

「生命」の定義って、実は今でもあやふやらしい。
数ある定義の中で、一般的に広く認められている一つ「自己複製(自らと遺伝的に類似した子孫を残せる)」は神秘的な能力だ。
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.5

二度ふるえた。

一度目は「自分が好きになった人に好きになってもらいたい」という恋愛欲求が叶わなかったときの計り知れないダメージに。
二度目は「人は基本的に自分に対して関心を寄せていない」という事実を
>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

4.0

もし、街に巨大不明生物が現れたら、一般人の僕たちはどんな体験するんだろう、って一度は抱いたことがある妄想を映像化したような作品。

一般人(主人公たち)が撮影していた何気ない日常映像のテープに、事件当
>>続きを読む

監督失格(2011年製作の映画)

5.0

「死」を描いた(“収めた”というべきか)映像作品で、今作の右に出るものはない。

仕事でも日常生活でも、常にカメラを回し続けていた監督の習慣が、愛する人の死を目の当たりにする瞬間を映像に収めてしまう。
>>続きを読む

キミとボクの距離(2016年製作の映画)

3.5

地球と火星の遠距離恋愛って、今までありそうでなかった話だ。

宇宙を題材にしたSFジャンルで、王道のボーイ ミーツ ガールもので。
別にオチを勘ぐる必要もない安心感と心地よさが、まるでディズニー映画の
>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.5

「文明が進歩するほど、人間は退化する」という言葉を思い出した。

食糧の確保、快適な寝床、早く移動できる手段や、遠くの人とコミュニケーションできる通信など、一つ便利なものが生まれると、それがなかった頃
>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

世代交代を強く感じた。

思えば、スター・ウォーズは常に二項対立の物語だ。

エピソードⅠ〜Ⅲは、正義の象徴であるジェダイが悪の化身に転じるまでの経緯を描き、「正義」と「悪」の定義を問う物語だった。
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

未知なるものに触れる瞬間は、いつもドキドキする。

非日常を求めて旅に出るのも、新しい人との出会いに興奮するのも、「宇宙」や「未来」に魅せられるのも、未体験の興味からくるものだ。
未知なるものへの“好
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

ずるい。
この映画に、真の意味で突き刺さったのはイギリス人だけだと思ったから。

だって、極限の戦地に向かった勇気ある民間人たちの血が、彼らの中に脈々と流れているのだから。
ダンケルクでの出来事が、後
>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

男の欲望をすべて引っくるめて具現化したような映画。

お金持ちになりたいし、美女にモテたいし、周りから注目されたいし、最先端のメカニック機器をいじくりたい。
トニー・スタークはそれらをすべて持った男だ
>>続きを読む

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.5

仕事とは、自分のためではなく、誰かのために奉仕することなのだと思う。

「林業」はそれを体現したような仕事だ。
植林した木々は、製品になるまで何十年とかかる。
だから、自分たちの仕事の成果が分かるのは
>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

4.0

爽快だ。
映画やドラマで主人公になりがちなキャラクターに対して「いやいや、この世界の主人公は違いますよ」と、何でもない普通の一般人が鮮やかに世界をひっくり返していく様が、僕たち一般人は観ていて気持ちい
>>続きを読む

>|