機械が心を持つことについて考えさせられる作品。
アンドロイドに心を持たせようとする開発者、心があるかを確かめるために連れられた被験者、そしてそのアンドロイドの交流が描かれます。
被験者とアンドロイドの交流のあと、「アンドロイドの言動から開発者と被験者で心があるのか、はたまた機械的な判断なのか」というテーマで毎回議論されますが、その議論があることで、見てる側も様々な予想を立てて、登場人物たちと一緒にアンドロイドの心の有無を考察することができます。同時に、映画好きならこのあとどんな展開になるかも自然と推理してしまうでしょう。
そしてラスト。サスペンスというジャンルにふさわしい展開で、私が考えてた展開のひとつではあったのですが、「あ、それなんだ」という意外性もあり、最後までたのしめました
