男達の蟠りが解け自身を見つめ直す様に和むコメディ・タッチの青春ロードムービー。緩いテンポが独特だがキャスト5人の顔がみな人懐っこい。特に眼鏡を外したブロント・パラレーがイイ。

マレーシア映画ウィーク@シネマート六本木

まず、映画が始まる前に上映されたＭＶ、ピート・テオ、ヤスミン・アフマド、ホー・ユーハンによる「Here In My Home」。これがとっても素晴らしかった。多民族国家マレーシアの心意気を感じた。
本編の映画については、マレーシア映画へのオマージュが随所に散りばめられているそうだが、それはわからなくてもアメリカン・ニューシネマ的なロードムービーとして楽しめた。「破裂するドリアンの河の記憶」のエドモンド・ヨウ含めマレーシアの新世代はこれからが楽しみ。