カミツレ

愛のタリオのカミツレのネタバレレビュー・内容・結末

愛のタリオ(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

チョン・ウソン、デビュー20年目にして初ヌードだったのね。すごい肉体美だった。
ハッキュという男は、自分勝手で欲望の赴くままに生きているけっこう最低なやつなのだが、チョン・ウソンが演じるとその謎めいた色気にフラフラ~と思わずついていきたくなる、ドクの気持ちがよくわかる。

ドクを演じたイ・ソムも目立つほどの美人さんではないけれど、まだあどけなさや純粋さが残る少女時代、復讐に燃える大人の女性の姿を見事に演じ分けていてすごくよかった。

ただ、娘のシーンはあれ必要だったのかな?なくてもよかったような。途中で正体不明のおっさん連れてくるし、一体日本で何があったんだ…。しかも、父親の目の角膜手術に闇医者連れてきたの?もうここら辺はなにがなんだか。。娘パートを省いて、最愛のおかあさんを亡くし、愛する人にも捨てられた少女がどういう気持ちで、ただ復讐することだけを糧に生きてきたのかを描いてほしかった、と個人的には思うわけです。

最後のシーンは自分の中では忘れられないシーンになりそうで、大分歪んではいたけれどこれも愛のかたちなのか、と。
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