いくよ

アバウト・レイ 16歳の決断のいくよのネタバレレビュー・内容・結末

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい。

子どもの気持ちを1番に考える母親でありたいけど、16歳の子の大きな決断を母としてそのまま受け入れていいのか、葛藤する姿に、同じティーンエイジャーの子を持つ親として共感しかなかった。

エルファニングの爆発するような演技がとても印象的でした。脇毛や腕の筋肉など役作りにも、本気を感じました。
最後はもう男の子にしか見えません

ストーリーもテンポも良い。
セリフもすごく良い。特に母娘

お婆ちゃんとその彼女のカップルのゆるい雰囲気、最高。シングルマザーとトランスジェンダーの子どもの親子関係。
ぜんぶが合わさってとても良い家族に感じました。

子どもたちが「兄弟(brother)だね」
って、当たり前みたいに言ったとき、
レイが嬉しそうだったなぁ

チキンで目を冷やしたこと、ハシゴを登って靴を取ったこと、ガソリンスタンド置き去り、めちゃくちゃ面白かった。

みんなが自分らしく生きている
みんなが自分らしく生きれる世の中になればいいですね。
いくよ

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