トランスジェンダーの話し。想像とちょっと違って、トランスジェンダー自身の悩みだけかと思ったけど、本人の治療を許すか許さないか、という母親やその家族の葛藤や、家族自体の関係性がメインだったような？本人はいたって本気で女性から男性になりたいと思ってた。
どうしても母親目線になってしまう。演じているナオミ・ワッツの演技が凄く良かった。ずっと2人でこの問題と向き合い、それでも認める事に躊躇してしまう。わかるなぁ。これが成人していたら、また話は別なのかもしれないけど。未成年だから父親もサインしなくてはいけないという問題も出てきて、父親と母親の別れた経緯とか。
最後の終わり方を見ていると、一番大人なのは、子供達じゃない？レイ本人はこれからどうなるかはわからないけど、結局家族をつなげた感じになったし、下の兄弟はレイを素直にお兄ちゃん、と言ったし。確かにその言葉や行動に責任はないけど、なんか大人よりも落ち着いてたような？感じがした。
スーザン・サランドンはやっぱり良かった。
