アバウト・レイ 16歳の決断のGaruのレビュー・感想・評価

16歳の決断の周りの決断

性別違和に苦しむ主人公の話と言うよりは、その周りの、主に母親の苦悩を描いた作品。
そして決断と言うよりは、もう決定しているがどうしようと言った感じだ。

そして物語は母親の過去の秘密を解き明かすような、そんな話になって行く。
想像してなかった展開になるので、おもしろいのだが、不思議と全体的なインパクトは弱く感じた。

ラストのほっこり感もなんだかまとめられた感があるが素敵。おばあちゃんカップルも素敵。もちろんエル・ファニングちゃんも。